バイオハザード(Resident Evil)REVELATIONS 2 Teaser撮影②

バイオハザード(Resident Evil)REVELATIONS 2 Teaser撮影①の続きです。

ゲーム作品ではあるけれど、実写で撮影される今回のティーザー。オファーをもらった翌日、さっそくロケハンへ行きました。ダウンタウンの周りには撮影用の倉庫などが沢山あります。廃墟スタジオ、倉庫スタジオ、レストランスタジオ、パーティースペースなどを見て回りました。

ティーザーの企画内容は、人々がパーティ会場で談笑しているシーンからカメラが右へ動くと、いつの間にか廃墟に変わったその場所で人々がゾンビ化しているというものです。というわけで、img_2621今回のロケハンでのポイントは2つ。1つ目は毎秒1000コマのハイスピード撮影をするということ。撮影に慣れている人なら、つまりは光量が半端なく必要であることがスグに分かると思います。2つ目は、横に長いドリーを敷いて、ある程度のスピードで横移動するということ。横ドリーでスピードを出そうとすると、実際の絵で使うところは一部でも、加速するための距離と減速するための距離を考慮しなければならず、結構なスペースが必要になるのです。スペースが広がるのに比例して照明もたくさん必要になり、装飾する範囲も広がります。カメラと被写体のスペースが確保できても、そのカメラの背後に沢山の照明を置くスペースも必要。この2点をカバーできる場所でないといけません。

この日に見たロケーションでは全体的にスペースが足りないという実感でした。照明も天井から吊るのが理想的なので既存のスペースでは天井が低く、そもそも照明を配置できないという問題も。この時点で僕の中ではロケではなくセットだぞ、という気持ちがありました。が、予算の都合上どうにかロケで完結したいとのこと。

そこで考えられる案としては、夜の屋内シーンを昼の屋外に変更してもらうこと。デイライトに頼って、照明のニーズを減らすのです。でも今回の企画では、収容所(廃墟)の設定はどうしてもインテリアである必要がありました。結局インテリアの撮影もあり、ロケーションも移動が必要となると撮影日を2日にしたいところですが、そんな予算もなさそうです。1ヶ所のロケ地で全ての条件が叶う場所を探さなければなりません。

Herald_Examiner_001ちなみに、この時点で一番有力だったのは、この写真にあるHerald Examinarという場所。かつては銀行か何かだった廃墟でした。ダウンタウンのファッションディストリクトの近くにあります。廃墟としては完璧なのですが、天井が低い点や、近くにパーティー会場のシーンを撮影する場所がないため、やっぱり撮影が2日に分かれてしまうという問題が。

その後、何日ロケハンをしても理想のところは見つかりませんでした。プロダクション側が求めていたのは、パーティ会場と廃墟が隣り合わせになっている場所。予算の都合上パーティ会場のセッティングをバラして廃墟に移動し、1日で撮影をしたいという理由です。が、そんな場所はなかなか無い。

そこで僕は、1つの提案をすることにしたのです。

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