AFIの学生映画

営業メールが空振りに終わっていたため、初めて渡米したときに立ち返って再スタートしようと決意。mandy.comで仕事を探し始めました。そこでAFI(American Film Institute)の学生映画に応募。プロデューサーと話がトントン拍子に進み、携わることになりました。

AFIはハリウッドでは有名な映画学校。USCやUCLAと並んで、数多くの有名な卒業生を生み出してきました。機材も教授も立派で、映画製作を学ぶにはとても優れた環境です。しかし、僕がAFIに持っているイメージというのは、実はあまり良くない。学生映画にありがちなのですが、「自分たちの映画を製作するためなら、周りに迷惑をかけても構わない」というような精神が強いのがAFIなのです。

ロケーションに迷惑をかける。外部クルーはないがしろに扱い、ギャラも払わない。小道具や機材はお店で買い、撮影して不要になれば返却。こういったことが、当たり前に行われているのです。

今回もそうした憤りを感じる場面は多々ありましたが、彼らと仕事をすることで新しい刺激も貰えました。

プロデューサーや監督と言えど、彼らも学生。経験も技術も知識もまだまだ浅い。しかし、作品のバックグラウンドや意図について、みんなで深く深く議論をし、ストーリーをひたすら追い続けるのです。クライアントの要求や利益が考慮されるプロの映像業界では、長らく触れていなかった部分。自分が学生時代に持っていた情熱が、呼び起こされる気がしました。


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